カジュアルなB+COM PLAY誕生！

インカムでひとりのバイク時間がもっと楽しくなる。毎日の通勤・通学、週末の
ツーリングといった場面で気軽に「いい音」でお気に入りの音楽と一緒に走ろう

ソロライダーの「欲しい」が存分に詰め込まれた新作

サイン・ハウスはバイクに乗りながら音楽を聴いたり通話したりできるインカムの老舗メーカーだ。

現在はフラッグシップモデルのSB6Xと、プレミアムスタンダードのONEの2枚看板で、ライダーが求める機能によってマーケットの人気を2分している。

サイン・ハウスが今回リリースしたのはおひとり様専用ともいうべき、ミニマルでカジュアルなB+COMだ。

PLAYと名付けられた新製品は、ライダー同士の通信機能を除いてソロツーリング時に必要な機能に絞り込んだものだ。

仲間とのツーリングでコミュニケーションを取りながら走るのは便利で、安全性も高まるなど多くのメリットがある一方で、バイクに乗るときはもっぱら一人で、せっかくの機能をほとんど必要としていないライダーも多いことが分かってきた。常にユーザーの立場に立って製品を開発してきたサイン・ハウスらしい製品のリリースだ。

ライダー同士の通信を考慮しなくて済むのでアンプやバッテリー容量などを最適化することによって、これまでにない軽量・コンパクトを実現した。

また、既存のB+COMラインナップと差別化するために販売価格も極力抑えた。6Xと比較すると厳密には音質、音量においてやや劣るということだが、比較しなければ分からないレベルではないだろうか。乱暴に言えば、仲間との通話機能がないだけで、デバイスは2つつながるし、電話通話も可能、音声認識機能まで対応している。皆の知るところである裏技「ライン通話」を使えば仲間との会話もできてしまう。

これで1万2980円という価格を実現したことは素晴らしいの一言。万全のアフターサービス、1年間の保証制度などを考えるとかなりリーズナブルだ。

そしてなによりこのサイズがいい。しばらくPLAYを触っていたら、スタイリッシュだと思っていた自分のSB6Xが、大きくて無骨に見えてきたほどだ。カラーもマット系がラインナップされ、マーケットで人気のマットブラックのヘルメットとの相性も良好。ヘルメットに馴染ませてもイイし差し色に使ってもイイだろう。

ソロツーリング派向けインカムの選択肢最上位に飛び込んできたB+COM PLAYだが、複数のヘルメットを持つB+COMファンの買い足し需要も大いにありそうだ。

Specifications

SB6XとPLAYのサイズ比較

PLAYのボディーサイズは6Xの70%程という数値だが、実際に触れた印象としては半分以下といったコンパクトさである。

ソロライダーに必要十分な機能

PLAYはソロツーリングに必要な機能の徹底的に追求して開発された。結果的に上位機種との違いはインカム通話の有無、音量出力程度という高機能を実現した。

B+COM PLAY 製品特長

コンパクト設計

W78.3mm×H33.8mm×D23.6mm

シンプル操作

直感的で操作性の高い3つのボタン

簡単取り付け

ヘルメットに幅広く対応するシンプルな取付け

防水性能

高い防水性で雨の日も安心

省エネ設計

音楽連続再生最大約12時間

日本語音声作

分かりやすい日本語ガイダンス

国内サポート

万が一の場合も日本人スタッフが対応

装着例

B+COM ワイヤーマイクホルダー

B+COMシリーズはシステムヘルメットやジェットヘルメット用にアームマイクを用意しているが、ワイヤーマイクを使用してよりスマートに取り付けられるオプションパーツを商品化した。

B+COM PLAYをシステム・ジェットヘルメットへ取付ける場合は、こちらのワイヤーマイクホルダー(別売)の使用を推奨。

DATA

B+COM　ワイヤーマイクホルダー

価格：2420円

セット内容

マイクホルダー本体
ホルダーベース（A・B・C）×各1
システムヘルメットやジェットヘルメットに、ワイヤーマイクをスマートに取り付けるアタッチメント