トナリのバイク人[2025年2月号掲載]（関西編）

急激な季節の移り変わりとともに関西ライダーたちの装いも一気に秋冬モードにチェンジ！　電熱アイテム、防風性能、はたまた見ために暖かそうなカラーなど、防寒とオシャレを両立する工夫をお聞きしちゃいました！

※BikeJIN vol.264 2025年2月号参照

村上智広さん 47歳

今年2度目の取材となった村上さん。「近所の子どもたちにカッコいいライダー像を見せたい」と前回語っていた通り、この日もVストにピッタリな華やかウエアが決まっていました！

[Point]遊び心ある大人のいろどりアドベンチャースタイル
この日のテーマは、遊び心あるアドベンチャースタイル。全身が真っ黒にならず、かといって派手になり過ぎないよう加減をこだわっていて、とくにマックスフリッツのパンツはオレンジやブルーが混ざるカラフルな生地。ニット素材に防風フィルムを重ねて作られているため、見ためよりもずっと暖かい。

よっきゃんさん 56歳

生活スタイルの変化からリターンをして5年目のライダー。純ネイキッドなデザインや排気音に惚れてZ900RSを選んだ。伊根の舟屋までツーリングをしたのが一番の思い出だ

[Point]MA-1でキメれば、気分は映画「トップガン」パイロット
トップガン世代というよっきゃんさんはMA-1を愛用中。本当は当時モノのMA-1も所有しているのだが、防風性能が低くバイクに乗るには寒すぎるためヒューストン製を購入。ミリタリーな装いが迫力ある黒いZにピッタリだ。プロテクターはマストで、コスパと安全性からコミネ製品も気に入っているそう。

たにやんさん 51歳

昔から憧れていたCB750Fを8年前に購入。価格が高騰している車両だが「当時は手が届く価格だったのでラッキーでした」週末はほとんど走りに出かけ、時々サーキットも楽しむ

[Point]昔から「赤」一筋！名車に似合うエイジングレザー
真っ赤な愛車にピッタリなレザージャケットは色が決め手で選んだ。聞けば5年ほど愛用しているそうで、エイジングが渋くてカッコいい。過去には交通事故からも身体を守ってくれた大切な相棒だという。しかし最近はヘルストンのウエアが気になっているそうで、近々大幅なイメチェンが待っているかも……!?

再雇用さん 60歳

MT-07とハンターカブの2台のオーナー。会社の同僚とツーリングに行こうと、30年ぶりにバイクへリターン。カブに乗って宗谷岬まで、すべて下道自走で出かけた経験もある猛者

[Point]ウエアは自分の身体を預ける相棒！　信頼のおけるメーカーに
「バイク乗りはバイクで死ぬな」という言葉を胸に、とにかく安全性に気を使っている。プロテクターはマストでエルフのインナープロテクターを愛用し、上からエアバッグを着用することでさらに防御力アップ。ウエアがアウトドアテイストのベージュで統一されているため、自然体で優しい印象が素敵だ。

刑部さん 66歳

昨年急にバイクに乗りたくなり「今乗らないと一生乗れない」と免許を取得。3台のバイクを乗り継いだがしっくりこず、4台目で現在の愛車と出会って納得の乗り心地に

[Point]新しいバイク、初めてのSSTR、ニュースタイルの自分に変身！
バイクに乗っていない頃は黒い服が好きだったけど、せっかく乗り始めたのだからと心機一転。明るい印象になるようなウエア選びを心がけている。選ぶ際はYouTubeのレビュー動画を参考に。クシタニは近所に店舗があるため実物を手に取って見られる点が気に入っている。この冬は電熱ベストを検討中だ

わさん

温泉が好きで、ツーリングに出かけたら必ず1回は立ち寄るのだそう。身軽で荷物が少ないが「タオル1枚あれば大丈夫です」と笑顔。この日は秘湯として人気の山鳩湯を満喫！

[Point]防風を極めれば温泉帰りも湯冷めはナシ！
6年間のバイク歴の中で、最近までは普段着用の服を着ていた。デニムが好きなことから初めて選んだヒョウドウのライディングパンツは「乗車姿勢にフィットして運転しやすいです」。また、防風性能が上がったことで温泉上がりでも湯冷めとは無縁。冬場でも快適な温泉ツーリングが楽しめるようになった。

石原さん 60歳

ひときわ目立つドラッグスター200は、なんと昨日納車されたばかり！　一風変わったバイクが好きなのだそうで、もう1台所有するビューエルはフルカスタム済みのレア車両

[Point]直輸入のヘルメットで愛車の個性を最大限に！
珍しいジャケットだと思ったら、サバゲー用品メーカーのアイテムなのだそう。他にもブーツがマルケス選手のアメリカカップのモデルだったり、ヘルメットをイタリアから直輸入していたりと、こだわりのアイテムを選んでいることが伝わってきた。新しいバイクに合わせて、次はオレンジ色のウエアを探している。

チャーリーさん 30代

アーバンなグレーのGSXが似合うオシャレなライダー。普段は日帰りで走ることが多いが、スズキのコラボイベントが開催された際は浜松市のクシタニ本店まで出かけた

[Point]街乗りに似合うカジュアルスタイルなのに冬もヨユウなハイスペック
ちょうど今年に入ってウエアを一新したところだそうで、車両カラーに合わせてモノクロに、そして普段も着られるようなカジュアルなデザインのアイテムを選んだのだそう。唯一色が入っているヘルメットは、マルケス選手の2023タイGPの限定デザイン。青×金のカラーがさりげなく目立ってカッコいい！