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元新聞記者が行くオーストラリア1周記

【第一話】エアーズロックに向け夫婦で出発

初めまして!合田紘之と申します。
愛車のアフリカツイン750で世界中を走る夢を叶えるため、30歳を目前に新聞記者を辞めて、第1弾として2017年12月からオーストラリア1周を始めました。
オーストラリアはカンガルーが飛び出してきたり、世界中のライダーと交流できたりなど、日本では想像もつかないことが沢山あって面白い!
退職したばかりで足が地に着いてない状態で、バイクにまたがっても身長が低くて足が地に着かない状態ですが、海外ツーリングが日本人ライダーにとって少しでも身近なものと思えるように魅力を伝えていきます!

エアーズロック(ウルル)に向け夫婦で出発

「エアーズロックで初日の出を見よう」。妻との思い付きの会話から今回のタンデムツーリングの計画は始まった。

バイクで世界中を走るという夢を叶えるため、30歳を目前に昨年6月に新聞社を辞め、まずはオーストラリアを周ることに決めた。

愛車はホンダのアフリカツイン750。日本人として世界でバイクで周るなら国産車にこだわりたかったのと、同じバイクで世界一周の経験のある先輩ライダーから「道を選ばない」「トラブルが少ない」と勧められ、2年前に中古で購入した1台だ。

オーストラリアにバイクを送るため、「カルネ」という通関手続きを簡単にする書類を取得し、横浜港からシドニーに輸送した。輸送は車の輸出業者にお願いし、約20万円もかかったが、現地でバイクを買うことに比べたら高くはないと思ったし、何より自分のバイクで海外を走ることにもこだわりがあった。

ケースの上にさらに荷物を積んで出発準備 

タンデムツーリングを決断

ツーリングを前に9月からオーストラリア南東部のメルボルンで、同い年の妻とともに英語の勉強を兼ねてアルバイト生活を送っていたが、もともとは年明けに妻の帰国後に一人でオーストラリア一周をする予定だった。

さすがに二人乗りかつキャンプ道具満載の長距離ツーリングは無理だと思っていた。両足がまともに地面に着かない中で運転にも不安があったし、2人分の荷物を載せることができるとも思っていなかったからだ。

しかし、せっかくオーストラリアに来たのだからエアーズロックを夫婦で見たい、思い出に残る場所で新年を迎えたい。そんな思いから3000キロを超すタンデムツーリングを決意。南半球では夏本番を迎える時季で、周りのオーストラリア人からは「こんな暑い季節に行くなんてクレイジーだね」、「とにかく必要なのは水と、水と、水だ!」などと脅しとも思えるアドバイスをもらい、不安は尽きなかった。

メルボルンの街並み

両サイドにパニアケースを付け、さらにその上にも荷物を積む。トップケースの上には70リットルの登山用ザックを積んだ。3人乗りをしているような感覚にとらわれながら12月20日、メルボルンを出発した。

なにもかもが大規模

オーストラリアは左側通行で日本と同じような感覚で運転できた。しかし、ヘルメットのシールド越しに見える景色は日本とは別物だ。
草原の向こうには当たり前のように地平線が広がり、森林を走れば道を覆うように背の高い木々が生えている。何もかも規模が大きい。さらには道路から見られるカンガルーやコアラ、エミューなどこの国ならではの動物たちもツーリングに華を添えてくれる。

夫婦とキャンプ道具を載せ3人乗りのような重さのアフリカツイン

10代のころにバイクで初めて日本各地を回ったときに感じた「この先に何があるのだろう」というワクワク感が久々によみがえってきた。これが海外ツーリングの醍醐味ではないだろうか。

合田紘之(ごうだ ひろゆき)

1987年生まれの31歳。横浜市出身、札幌市在住。
18歳で二輪免許を取得し、法政大学在学中にバイクで日本を2周する。
その中で北海道が気に入り、2010年から7年間、北海道新聞の記者として札幌市や登別市、紋別市などで取材で駆け回っていたが、バイクで世界をツーリングするために退社。
身長は168センチで愛車のアフリカツイン750はやっと足が届く程度。英語は初心者レベルなので、世界の人たちとコミュニケーションをとるために日々奮闘中。

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