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【ツーリングガイド】佐渡

日本で2番目に大きい島・佐渡。ここは絶景、グルメが魅力のツーリングパラダイス。
外周280㎞というから、走りごたえもたっぷり。
そんな佐渡の魅力を伝えるべく、佐渡をツーリングしてきた!

佐渡は標高もあるから 俯瞰で景色を楽しめる!

沖縄の次に大きな島である佐渡は、独特な形をしている。アルファベットのSやZのように見えたりするこの島は、東側の大佐渡、西側の小佐渡、そして中央部分の平野の3つのパートからなる。もともとは大陸の一部だったそうだが、一度、海底へ。そこから2つの島として再度顔を出したのだが、その際に島から流れ出た土砂などで2つの島はつながり、現在の形になったという。たしかに地形を見れば納得で、平野部が2つの島をつなげているように見える。だから、大佐渡、小佐渡というのだろう。

佐渡島は、東京23 区や淡路島と同じぐらいのサイズで、海岸線は約280㎞。日本で2番目に大きい島というだけあり、たしかに走りごたえがありそうだ。

なお佐渡は、雪国のイメージの強い新潟の離島なので、寒そうな印象が強いが、じつは対馬暖流の影響を受けるため新潟よりも1、2度平均気温が高いそうで、積雪も本土より少ない。

島ツーリングは美しい海岸線を走れることが大きな魅力だが、11月もよっぽどのことがないかぎり十分走れる気候のようだ。

佐渡のツーリングは面白い。景色がいいのは当然なのだが、その展開が多彩だ。島のツーリングって意外とシーサイドの絶景は飽きるほど堪能できるのだが、立体感は得難いことが少なくない。つまり、標高だ。ルートに高低差があったとしても、それが俯瞰できないこともよくある。

しかし、この佐渡には「見下ろす系」の絶景ロードが2つもある。それが大佐渡スカイラインとドンデン山だ。右のドンデン山の写真を見れば分かるが、両津湾と加茂湖を上から見ると、なんだか不思議。この平野部が大佐渡、小佐渡の後から誕生したのだろうな〜と、あらためて実感できるのだ。大佐渡スカイラインはとにかく爽快。写真的に映えるスポットは2、3カ所だが、「高いところから、すぐそばに真っ青な海」というシチュエーションは心躍るではないか。

島ツーリングのド定番のシーサイドラインは県道45号・佐渡一周線が該当する。今回は大佐渡側を中心に走ることになったが、そのなかでも二ツ亀周辺はとくにいい。

ざっくり半分しか周っていないからなのかもしれないが、佐渡のベストルートは即答できない。どう島を周るのか考えてみると、大佐渡スカイライン、ドンデン山を走りたいため、一筆書きが成立しない。佐渡金山付近にはライトアップしている北沢浮遊選鉱場跡もあり、ココも外せない。しかも、ライトアップなのだから、向かうのは夜。だから、宿入りしていても「飲めない」。もちろん、食事はライトアップ後にしてしまうという作戦もあるが、そこは宿の対応次第。素泊まりして外で夕食という選択肢もあるだろう。

基本戦術は県道45号を周るというものになるが、どこまで行くかは滞在日数次第。今回、小佐渡側はほぼ周れないだろうと予想していたが、実際その通りになってしまったわけだ。やっぱり佐渡って広いのだ!

SPOT DATA

大佐渡スカイライン
金井と相川をつなぐ全長およそ30㎞の絶景ロード。最高地点の標高は900m超え、真野湾、両津湾、国中平野、小佐渡山脈など佐渡全島を眺められる。売店と加茂湖 展望台のある白雲台からの眺望は見事だ。 スカイラインというだけあって、高低差がありアップダウンが楽しめる点も魅力だ。また、澄んだ海も眺められるのがいい。

ドンデン山
大佐渡山地のほぼ中央に位置し、標高900m級の3つの山を合わせた高原地帯の総称として「ドンデン山」と呼ばれている。ドンデン山荘からは加茂湖、小佐渡が見渡せる。トレッキング客に人気。

加茂湖
周囲約17㎞で新潟県最大の湖がこの加茂湖。元来は淡水だったが、明治期に湖水の氾濫を防ぐために開削し、海とつながり汽水湖となった。カキの養殖も盛んだ。

二ツ亀
2匹の亀がうずくまっているように見える島で、潮の満ち引きで景色が変わるという。海水の透明度は佐渡随一と呼ばれ、二ツ亀海水浴場は「日本の快水浴場100選」にも選定。周辺の道はとくに景色が素晴らしい

北沢浮遊選鉱場ライトアップ
かつては金銀の抽出施設であった北沢浮遊選鉱場跡。「天空の城ラピュタ」に登場する天空の城跡にも似ていることからも、人気が高まっている。夜間のライトアップも必見だ!
DATA
新潟県佐渡市相川北沢町3-2
ライトアップ時間:19:00〜22:00(2020年1/13までの期間)
問:佐渡観光交流機構
TEL:0259-27-5000
http://www.sado-kinzan.com/

佐渡へのアクセスは、佐渡汽船のカーフェリーを利用!

佐渡にアクセスする場合、佐渡汽船のカーフェリーを利用することになる。航路をざっくり分けると、東日本側の人は新潟港から、西日本側の人は直江津からになるだろう。2泊3日であれば島一周もできるのと思う。1泊の場合、かなり駆け足になるのでフェリーの時間選びがキーとなるはずだ。

佐渡汽船

現在は新潟〜両津、直江津〜小木の2航路がある。バイクを積む場合は、佐渡汽船のカーフェリーを利用することになる。高速船、ジェットフォイルはバイクを運べないので注意。赤泊港は2019年5月1日以降廃止となっている。新潟〜両津の佐渡汽船のカーフェリーは2時間ちょっとの船旅。2等席でもゆったりできるので十分だろう。軽食コーナーもあるし、お土産店もあるので事前に買い出しなどする必要もない。

DATA
新潟港 TEL:025-245-5111
両津港 TEL:0259-27-5111
https://www.sadokisen.co.jp/

カーフェリー料金(新潟〜両津)

二輪自動車(750 ㏄以上) 8050円 
二輪自動車(750 ㏄未満) 6670円
原動機付自転車(125 ㏄以下) 5310円
※運賃は大人1 人の2 等片道運賃を含む

フェリーの航路も国道350号

国道350 号は新潟県新潟市中央区から佐渡島を経由して、新潟県上越市に至る一般国道。なんとフェリーでの航路、つまり海の上も国道350号だというのだから驚きだ!