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”島めぐり”で九州を再発見!! 種子島・屋久島ツーリング その1


「人と違った旅がしたい!」そんな変わり者のアナタに贈る企画が当コーナー。
どこ、それ? 島なんて遠すぎるよ〜なんて思っている方は不正解。そもそも、どちらも鹿児島県内だし、鹿児島港からあっという間の距離にあるのだ。
この2島を走り周って、オトコの勲章をゲットするべし!

宇宙にいちばん近い島 種子島

冬も温暖だから年中無休で走れ、ツーリングにちょうどいいサイズ感。海がキレイ、星もキレイ、そして、宇宙という壮大なロマンが広がる地。
さらには、意外なほど鹿児島港から近く、愛車を積んで渡航できてしまう種子島=ツーリングパラダイスという図式は、ホンモノだった!

このサイズ感はピッタリでしょ!

島ツーリングで大事なのは、そのサイズ感だとボクは思う。

住民の方にはなんとも恐縮な話であるが、遊びに行く側としては、島が小さすぎるとカンタンに周遊できてしまい退屈。大きい分には一見うれしいのだが、周るのに何日もかかって大変……。島に渡るのだから、制覇というか1周するのは醍醐味のひとつだから、周れずに帰るなんてのはありえない。
そうすると、1日か1泊2日程度で周れるくらいのサイズが自分にとってはベストな島。そこで、前から気になっていたのが種子島なのだ。

この種子島は下調べをすればするほど、俄然、燃えてきた。

まず、鹿児島港からフェリーで愛車を積んで渡航できること。そして、種子島は南北58㎞、最大幅12㎞と細長い。しかし、海岸沿いを1周すると170㎞ほど。これはボクの理想とする1日だとちょっと走り足りない、ちょうどいいサイズである。
さらに、昔は歴史の教科書で鉄砲(種子島)伝来の地と教わったので、そのイメージが強いかもしれないが、今はJAXAの宇宙センターがあるために島内は「宇宙」押し。最近は、マンガ「宇宙兄弟」やアニメ「ロボティクス・ノーツ」、「秒速5センチメートル」などの影響で種子島=宇宙という図式が一気に進んでいるのだ。

昔も今も最先端の島と考えてみると、実に面白いではないか! もちろん、種子島は温暖で冬でも走りやすいし、サーフィンでも非常に人気の島である。

鹿児島港からフェリーで種子島へ

そんなこんなで年末年始に種子島へ向かった。

鹿児島港からフェリー「はいびすかす」へと乗り込み、18時に出発。約3時間40分で種子島の玄関口である西之表港に到着すると、すでに夜10時近く。

宿は事前にレクストン種子島というビジネスホテルを予約しておいたので実にスムーズであった。なお、このホテルには九州を中心に展開するファミレス「ジョイフル」も併設されているため、何かと便利である。ほかは民宿が中心なので、都会的な雰囲気漂うこのホテルは安心できるのである(しかも、1泊シングル6200円と安い!)。

なお、種子島は西之表(にしのおもて)、中種子(なかたね)、南種子(みなみたね)と3つのエリアに分かれており、西之表が最も飲食店や宿が集まる町でコンビニもあり、なんだかホッとする。まずは、翌日のツーリングに備えて休息を取った。

合言葉は「おじゃり申せ!」

「おじゃり申せ!」とは種子島の方言で「いらっしゃいませ」を意味する。

玄関口となる西之表フェリー乗り場では、ロケットの模型や種子島を舞台にしたアニメ「ロボティクス・ノーツ」の看板などが目に飛び込んでくる。まさに、種子島は、昔は鉄砲伝来の地、今は宇宙がキーワードの最先端の島だと分かる。また、サトウキビ畑やサーフィン、安納いもでも有名だが、個人的には星空の美しさに感動した。

【豆知識】火縄銃・種子島を伝える施設や祭りもある

火縄銃・種子島伝来の地として有名な種子島。
西之表には鉄砲館もあるので、興味がある人は立ち寄ってみよう。また、各地区で火縄銃の祭りも開催されているので、訪れる時期を合わせるのもいい。

Reporter:BikeJIN編集長 中村淳一
弊社発行のツーリング雑誌「BikeJIN」の編集長を務める。愛車はBMWのF700GS で、今回の島ツーリングの言いだしっぺである
今回ご紹介した種子島・屋久島ツーリングは2017年2月発売の「ツーリングガイド九州・沖縄」p.113から125に掲載しています。九州・沖縄ツーリングの全容はこちらでお楽しみください。

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BikeJIN編集部

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