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BikeJIN

ポーランド編② 最新の海外旅行保険事情

目指せユーラシア大陸横断

こんにちは!合田紘之(@GodaAFRICATWIN)と申します。
バイクで世界中をツーリングするために新聞記者を辞め、2017年の末から2018年の2月までのオーストラリア一周の様子はBikeJINWEBで連載させていただきました。
今回は第2弾。ロシア極東からヨーロッパ西部までユーラシア大陸の約4万kmを横断します!

マダニに噛まれて病院へ

マダニに噛まれて病院に行った時のこと。海外旅行保険を利用したのだが、ネット対応、通訳、キャッシュレスととても便利だった。実際に利用してみて知ったこともたくさんあったので、最新の海外旅行保険のサービスを紹介する。

ポーランドの病院の受付

マダニに噛まれる

6月25日、ポーランドのヴィエリチカ岩塩坑近くの宿に泊まっていた時、左ひざに虫が止まっていたので、反射的に手で払った。虫はいなくなったのだが、皮膚の中に虫の一部が残ってしまった。
どうやらマダニに噛まれていたようで、皮膚に残っていたのは口の部分だった。
感染症になる恐れもあり取り除く必要があったが、自分で取り除こうとしても皮膚の奥まで刺さっていたので断念した。
ちなみにマダニに噛まれた場合は菌を体内に逆流させないためにも、マダニが体についている状態で病院に行って取り除いてもらうのがベストのようだ。

ワイファイ環境があれば通話可能

病院に行く必要が出てきたので、保険を利用するため加入している東京海上日動火災のホームページを調べてみると、スマートフォンアプリのLINEで24時間担当窓口と日本語で通話ができるという。
持っているスマートフォンがワイファイに繋がっていれば通話ができるということだ。
高額な国際電話をする必要もなければ、返事に時間のかかるメールを送る必要もない。
時差があり日本では深夜だったため24時間対応というのも助かった。

病院と通訳を手配

早速LINEでの通話で担当者に状況を説明し、首都ワルシャワまで自力で行けると伝える。
すると治療できる病院を探して予約をしてくれるという。ポーランド語もわからないし、そもそもダニに噛まれたら何科に行くべきかもわからないのでありがたい。
そして通訳が必要か聞かれた。追加料金の必要もなく通訳をしてもらえるという。ポーランドでは英語が通じないことが多く、こちらもとても助かる。
電話での通訳でいいか確認されたのでそのまま了承したが、重傷の時などは希望をすれば通訳が病院に同行してくれるのだろう。

ワルシャワの病院に到着

実際に病院へ

翌日、指定された予約済みの病院に行ったのだが、案の定、受付で英語が全く通じず、早速通訳に電話をして症状を伝えてもらった。
治療は針を使ってダニの一部を取り除くという簡単なものだった。治療後、また通訳に連絡して医者から今後の注意点を聞いた。
結果的には大丈夫だったが、伝えられたのは脳炎やライム病やになる可能性があるので経過をしっかりみてほしいという、とても重要なことだった。

キャッシュレスサービス

一度自分で支払って、あとから保険会社に請求するという流れではなく、保険会社が直接病院に支払ってくれる仕組みなのだ。なので病院で財布を出すことはなく、面倒な手続きも省略できた。

痒いところに手が届く

痒いところに手が届くといった印象。特に海外にいると日本との電話はハードルが高く、LINEで通話できるのは便利だったし、言葉の壁があるなかで気軽に通訳を利用できるのは嬉しい。
もちろん保険会社によってサービス内容は異なるだろう。
去年キルギスでの事故で骨折した時は、何もわからないまま地元の人に病院に連れて行かれ、現地で海外旅行保険を利用する余裕がなかった。
でも帰国後に保険金を申請し、医療費を全額支払ってもらったのでとても助かった。
特にバイク旅行ならリスクは高い。皆さんにも海外旅行保険に入ることを勧めしたい。

診察後に行ったワルシャワの街並み

診察後に行ったワルシャワの街並み2

合田紘之(ごうだ ひろゆき)

1987年生まれの31歳。横浜市出身、札幌市在住。
18歳で二輪免許を取得し、法政大学在学中にバイクで日本を2周する。
その中で北海道が気に入り、2010年から7年間、北海道新聞の記者として札幌市や登別市、紋別市などで取材で駆け回っていたが、バイクで世界をツーリングするために退社。
身長は168センチで愛車のアフリカツイン750はやっと足が届く程度。英語は初心者レベルなので、世界の人たちとコミュニケーションをとるために日々奮闘中。

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