ユーラシア大陸横断 ハンガリー編 国境審査なしのシェンゲン圏に突入
こんにちは!合田紘之(@GodaAFRICATWIN)と申します。
バイクで世界中をツーリングするために新聞記者を辞め、2017年の末から2018年の2月までのオーストラリア一周の様子はBikeJINWEBで連載させていただきました。
今回は第2弾。ロシア極東からヨーロッパ西部までユーラシア大陸の約4万kmを横断します!
13カ国目のハンガリーに入国
6月22日、13カ国目のハンガリーに入国。待ちに待っていた国だ。なぜならシェンゲン協定加盟国で、これから行く予定のほとんどのヨーロッパの国は国境審査なしで出入国できる。これまで国境を越えるたびに審査のため長い行列に並んだり、税関の検査に時間がかかったりしていたが、今後は自由に出入国できることになるのだ。
ハンガリー
・人口:約980万人
・面積:約9万3000平方km
・首都:ブダペスト
・公用語:ハンガリー語
・通貨:フォリント
シェンゲン協定とは
シェンゲン協定とは、ヨーロッパ内の人や物の移動を自由にするため各国が結んでいる協定で、2019年6月現在26カ国が加盟している。観光目的の日本人であれば最長90日連続でビザなしで滞在できるのだ。一つの国を旅行するように自由に移動できるということだ。
今後は待ち時間ゼロ
これまで国境を越えるのに5時間以上かかることもあったが、これからは0秒。荷物をX線に通すためにバイクから荷物を全部下ろすという面倒な作業もあったが、そんなことをする必要もなくなる。日本で県境を越える感覚で、色んな国を行き来できてしまうのだ。
ルーマニアからハンガリーに入国する際は行列に並んだが、これからは当分並ぶ必要がないと思うと嬉しくなった。
首都ブダペストでフォアグラ満喫
ハンガリーでは世界三大珍味である高級食材、フォアグラが安く食べられると聞いていたのも楽しみにしていたことだ。
首都のブダペストのレストランでフォアグラを注文すると、2000円ほどの値段で大きなフォアグラが3つも出てきた。日本であれば1万円するのではないかという豪華さだ。
日本でほとんど食べる機会がなかったので比較はできないが、とろけるような舌触りで味も濃厚。決して偽物だから安いのではなく、正真正銘のフォアグラだ。
日本では高級すぎて手を出せない食材も海外では安く手に入ることもある。これが海外旅行の醍醐味の一つかもしれない。
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