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阿蘇の“映え”をピックアップ!ココ行っとけスポット!


狭いエリアに絶景の名道とスポットが密集するのが阿蘇の魅力
バイクなら、それらの“映え”ポイントを簡単に走りつなげる
人気が高いやまなみ&ミルクロードは、空いている早朝がオススメ!

ミルクロード

阿蘇ツーリングの大定番で、やまなみハイウェイと並び、蘇五岳の中心付近までアプローチできる登山道路。阿蘇五岳に対して北側か多くのライダーに名前を知られている。阿蘇の北側外輪山を走る、複数の道をつないだルートで、西側は国道57号から分岐する県道339号ではじまり、12号や45号や、短区間の11号を経て、東側は農道で国道57号に戻る。

愛称は、沿線に多くの牧場があることに由来していて、草原の中を走る爽快感も魅力なのだが、ハイライトは外輪山の絶壁とその下に広がるカルデラが生む壮大な景観。大観峰付近は、起伏があまりない道が外輪山の縁をトレースするように続いていて、他の道ではあまり出会えない絶景を走りながら拝める。

ミルクロードと国道212号の交差点近くにある大観峰は、広い駐車場を備えた休憩施設で、南側に阿蘇五岳、北東側にくじゅう連山の美しい姿を眺望できる

DATA
問:阿蘇市観光協会
TEL:0967-34-1600
HP:http://www.asocity-kanko.jp/ja/top/

阿蘇パノラマライン

阿蘇五岳の中心付近までアプローチできる登山道路。阿蘇五岳に対して北側から延びる県道111号阿蘇吉田線、同じく県道111号だが南側から山頂方面を目指す南阿蘇側ルート、西側からアプローチして途中で阿蘇吉田線につながる県道298号阿蘇公園下野線で構成される。

荒々しさいっぱいの阿蘇五岳に向けて標高を上げ、それぞれのルートで異なる絶景をつむげるが、とくにオススメは阿蘇吉田線。牧草地を抜け、代表的な展望地となる草千里ヶ浜を通り、草原に美しい小山が突如として出現する米塚の近くも通る。

DATA
問:阿蘇市観光協会
TEL:0967-34-1600
HP:http://www.asocity-kanko.jp/

やまなみハイウェイ

阿蘇と湯布院(大分県)をつなぎ、標高1791mの中岳を最高峰とするくじゅう連山を貫くように走れる、全長約60㎞のワインディングロード。熊本と大分の県道11号で構成される。大分側から走った場合、とくに絶景を誇る地点として最初に登場するのは、草原を貫く長いストレートの正面にくじゅう連山を望める長者原。ルート最高地点の牧ノ戸峠付近や、その先の瀬の本高原から眺める山々も美しい。この先は、一転して草原の中を走る道に。振り返ればくじゅう連山がこちら側からも眺められる。最後の城山展望所は、阿蘇の山とカルデラの風景も楽しめる。

DATA
問:竹田市商工観光課 0974-63-1111

ケニーロード(グリーンロード南阿蘇)

70~80年代に世界ロードレース選手権で大活躍したケニー・ロバーツが愛する道。グリーンロード南阿蘇の愛称を持つ阿蘇南部広域農道のうち、東端から西村牧場先までの約17㎞区間がこう呼ばれている。地蔵峠付近を最高地点に牧草地の間や樹林帯などを抜けるワインディングは、西から東へ向かって走ると終盤の約5㎞区間で、阿蘇五岳を遠望しながら草原地帯を駆け抜けられる極上の道になる。途中、ルート東端から2㎞ほどの場所にある展望所には、ケニーロードの記念看板がある。

DATA
問:みなみあそ村観光協会
TEL:0967-67-2222
HP:https://www.minamiasokanko.jp/

ヒゴダイロード

ヒゴダイとは、8月中旬から9月中旬にかけて見頃を迎える花のことで、産山村花にも選ばれている。ミルクロードから分岐して、うぶやま牧場が付近にある県道40号との交点につながるこの道は、牧草地帯の中に細い道が続く農免道路。一般車両と出会う機会はあまりないマニアックなルートで、距離は約4.5㎞と短めながら、風車がアクセントとなった開放的な草原の風景を、静かな環境でゆったり楽しみながらライディングできる。

DATA
問:産山村観光協会
TEL:0967-25-2211
HP:https://ubuyama-kanko.com/

箱石峠

阿蘇五岳の東側、根子岳の山麓を通る国道265号は、なんちゃらロードのような愛称こそ持たないが、アップダウンを繰り返しながら緩やかなコーナーが続く爽快なワインディング。その途中、東側の阿蘇外輪山にあるのが箱石峠だ。根子岳のごつごつした荒々しさを間近で感じ、その山麓を這う道も一緒に眺望できるスポットが多数。丘陵地帯を貫くように走る区間や、阿蘇五岳を広めに拝めるポイントもある。

DATA
問:阿蘇市役所観光まちづくり課
TEL:0967-22-3174
HP:http://www.city.aso.kumamoto.jp/

扇棚田

山間の浸食された土地を開墾した、扇状に広がる地形を活かした等高線状の棚田。左に紹介した1300m上流の山吹水源から、清流を直接導水。17枚の棚田と3本の杉、近くの緑と遠くの山々が日本らしい絶景をつくる。

DATA
問:産山村観光協会
TEL:0967-25-2211
HP:http://ubuyama-kanko.com/

山吹水源

毎分30tもの地下水が湧出。水温は13.5℃程度が保たれ、原生林に囲まれた静かで清らかな水源は緑の影を写し、ときに魚影も確認できる。駐車場から森の小道を10分ほど歩く必要があるけど、知る人ぞ知る穴場感がある。

DATA
問:産山村観光協会
TEL:0967-25-2211
HP:http://ubuyama-kanko.com/

上色見熊野座神社

上色見熊野座は、「かみしきみくまのいます」と読む。高森町にあるパワースポットで、神殿まで続く長い階段とその両脇に並ぶ灯籠の多くが苔に覆われ、神秘的な景観をつくる。神殿の先には、大きな奇岩の穿戸岩が待つ。

DATA
住所:熊本県阿蘇郡高森町上色見2619
TEL:0967-62-1111
HP:http://www.town.takamori.kumamoto.jp/

ゴンドーシャロレー

標高900mに位置し、雄大な阿蘇の山々を展望できる天空キャンプ場。広大な敷地の一角には、バイク用とクルマ用のオフロードコースを併設。キャンプ用品の有料レンタルにも対応し、近くには黒川温泉や筋湯温泉がある。

DATA
住所:熊本県阿蘇郡南小国町大谷山6338
TEL:0967-44-0316
使用料:1500円
HP:http://gondo-cr.net/

押戸石の丘

小国町にあるパワースポットで、ミステリー感に溢れる場所。ピラミッドの形をした巨岩やシュメール文字が刻まれた石が点在し、医師の周辺では方位磁石が乱れるほど磁場が強い。360度のパノラマ大自然風景も見どころだ。

DATA
住所:熊本県阿蘇郡南小国町
入園料:200円
問:南小国町観光協会 TEL0967-42-1444

鍋ケ滝

落差は約10mと小規模ながら、幅は20mもあり、カーテンのように幅広く落ちる水が太陽光を受けて輝く。滝の裏側を歩ける、いわゆる裏見の滝。阿蘇カルデラが形成された約9万年前の巨大噴火時にできたとされている。

DATA
住所:熊本県阿蘇郡小国町黒渕
TEL:0967-46-2113
営業時間:9:00~17:00
定休日:年末年始
入園料:300円

取材協力

YSP菊陽
空の玄関口である熊本空港からタクシーで15分ほどに位置し、飛行機+レンタルバイクを利用して阿蘇を走るならこのお店が筆頭候補。ここからは1時間ほどで大観峰にたどりつける。ヤマハの最新バイクをレンタルするには「ヤマハ バイクレンタル」のサイトから予約をしよう!

DATA
住所:熊本県菊池郡菊陽町津久礼2782-1
TEL:096-213-5588
営業時間:10:00 ~ 19:00
定休日:水曜

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