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ユーラシア大陸横断 トルクメニスタン編① 中央アジアの北朝鮮?

目指せユーラシア大陸横断

こんにちは!合田紘之(@GodaAFRICATWIN)と申します。
バイクで世界中をツーリングするために新聞記者を辞め、2017年の末から2018年の2月までのオーストラリア一周の様子はBikeJINWEBで連載させていただきました。
今回は第2弾。ロシア極東からヨーロッパ西部までユーラシア大陸の約4万kmを横断します!

トルクメニスタンに入国

5月22日、6カ国目となるトルクメニスタンに入国した。
ベルドイムハメドフ大統領による独裁政治が続いていることから「中央アジアの北朝鮮」と揶揄されている国。大統領の独断で首都のあらゆる建物を大理石化したり、国民に白い車以外の所有を禁じるなど、とにかく変わっている国である。ちなみに永世中立国でもある。

ウズベキスタンとトルクメニスタンの国境

トルクメニスタン

人口約530万人
面積約48万8000平方km(日本の約1.3倍)
首都アシガバート
公用語トルクメン語。ロシア語も広く使われている。
通貨マナト

入国のハードル高く

観光ビザの取得には現地の旅行ガイドを雇わないといけないなどお金と労力がかかる。自分が取得した5日間だけ有効な通過ビザは日本では取得できないが、近隣国の大使館で取得することができる。ただ取得には10日以上かかり、旅行が足止めされてしまう。実際に自分はキルギスで申請し16日間も待つことになった。どんな方法であれ入国するハードルが高い国だ。
一方でトルクメニスタン政府観光局が日本語でトルクメニスタン観光を説明している。入国のハードルが高い割に観光客を歓迎しているので実に奇妙だ。

厳重かつ高価な入国審査

入国審査では両手親指の指紋を取られ、宿泊する施設や滞在する日数を詳しく聞かれ、「必ずビザに書いてある国境から出国すること」と3回も念を押された。これまでにない厳しさだ。
そしてビザ発行時にすでに55ドルを支払っているのに、入国時に12ドルを請求される。さらにバイクを持ち込むために68ドルも必要だった。
入国するために合計135ドル(約1万4000円)。入国するのにお金を取りすぎではないか。
税関職員も5人がかりでバイクや荷物を詳しく調べてくる。もちろん変なものは持っていないので問題ないが、それにしても徹底した対応だ。

無事にトルクメニスタンに入国。国境付近の道路状況は良くない。

国境近くで会ったトルクメニスタン人たち

通貨のレートがおかしい?

この国には外国人が使えるATMはほとんどなく、ドルを現地通貨のマナトに両替するのが一般的だ。入国前に調べたら公定レートは1ドル⒊5マナト。国境付近で両替所が見つからなかったので、道端の人に両替をお願いしたら快く引き受けてくれたので20ドル分の両替をした。
その後商店でパンを買おうとしたら、「1ドルか10マナトだ」と言われた。1ドル3.5マナトのはずなので明らかにおかしい。
後から知ったのだが公定レートは機能しておらず、実際には1ドル18マナトほどで取引されているようだ。自分からお願いしたとはいえ、最初の両替でかなり損をしてしまった。
公定レートの5分の1ほどの値段。この国ではどれだけ自国通貨への信頼がないのだろうか。

ガソリンは激安

ハイオク相当のガソリンで1リットル1.5マナト。1ドル18マナトとして計算すれば、1リットル9円だ。さすが豊富な原油資源がある国。この国での交通費はほぼかからないと言っていいだろう。

合田紘之(ごうだ ひろゆき)

1987年生まれの31歳。横浜市出身、札幌市在住。
18歳で二輪免許を取得し、法政大学在学中にバイクで日本を2周する。
その中で北海道が気に入り、2010年から7年間、北海道新聞の記者として札幌市や登別市、紋別市などで取材で駆け回っていたが、バイクで世界をツーリングするために退社。
身長は168センチで愛車のアフリカツイン750はやっと足が届く程度。英語は初心者レベルなので、世界の人たちとコミュニケーションをとるために日々奮闘中。

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