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キルギス編④ テストランツーリングを終え再出発

目指せユーラシア大陸横断

こんにちは!合田紘之(@GodaAFRICATWIN)と申します。
バイクで世界中をツーリングするために新聞記者を辞め、2017年の末から2018年の2月までのオーストラリア一周の様子はBikeJINWEBで連載させていただきました。
今回は第2弾。ロシア極東からヨーロッパ西部までユーラシア大陸の約4万kmを横断します!

バイクはできる限りの修理が終わりあとはテストランをするのみ。もし走ってみてフレームやフロントフォークの歪みなどを見つけたらまた修理が必要になってくる。5月1日からキルギス国内の観光がてらツーリングすることにした。
まずは首都ビシュケクから西に約260km離れたチョルポン・アタという街を目指した。イシククル湖という琵琶湖の9倍の面積を誇る湖の北側に位置する街。もしバイクに問題が発生したらすぐにビシュケクに引き返し、問題なければイシククル湖を一周する計画だ。

テストラン開始

久々に右側通行の道を走るのに少し緊張しつつも出発した。ビシュケクの市街地を抜け、車の流れがスムーズになったところである程度スピードを出してみる。ハンドルがぶれることもなくまっすぐに走る。カーブでも何の違和感もない。どうやらフレームは曲がっていないようだ。「これで旅が続けられる」。そう思って安堵した瞬間だった。
何よりも約9ヶ月ぶりにアフリカツインでツーリングしたことが楽しかった。事故に遭ったときはもう旅は続けられないと思ったが、体もバイクも復活でき嬉しさがこみ上げた。

事故現場は避けて走行

実は昨年に事故に遭ったのもイシククル湖に向かっている最中だった。今回は事故の現場はあえて通らず回り道をして走行した。
やはり思い出したくない出来事だし、何か悪いことが起こりそうな気がしてしまった。
ただでさえ事故の後なので常に運転に恐怖心があり、より一層の安全運転を心がけた。
無事にチョルポン・アタに到着した。夏には海水浴場のように人が集まるといい、そこには綺麗なビーチが広がっていた。

青く透き通ったイシククル湖

チョルポン・アタから望むイシククル湖

観光しながらイシククル湖を一周

バイクに問題がないことがわかったので翌日も続けて湖を一周。
湖周辺は標高が高く最高気温が10度ほどでバイクを乗るにはまだ寒い。体を温めるため湖の西端にあるカラコルという街では温泉にも入った。

カラコルにある温泉

途中で馬で道が埋め尽くされていたり、前を走っているトラックから牛が落ちてくるトラブルも発生。それでも湖周辺は絶え間なく雪山が広がり、山岳地帯や砂漠地帯を通るなど景色の変化に富んだ絶景を楽しめる道だった。
合計4日間で800kmのツーリング。バイクも好調で出発に向けて準備は万全だ。

馬で埋め尽くされる道

湖のほとりには砂漠地帯やキャニオンも

イシククル湖とまだ雪が残る山々

ようやくビザ取得、ヨーロッパに向け再出発

本来であればすでに出来上がってメールが来ているはずなのだが、まだ来ない。5月9日にようやくトルクメニスタン大使館からビザの準備ができたとメールで連絡が入り、翌日受け取った。結果的に申請から受け取りまで16日間もかかってしまった。
日本ではちょうどゴールデンウイークで10連休だったが、その間ずっとビザを待って過ごしていたことになる。

そして5月12日、ヨーロッパを目指すためにビシュケクを出発した。

ビシュケクの宿を出発

合田紘之(ごうだ ひろゆき)

1987年生まれの31歳。横浜市出身、札幌市在住。
18歳で二輪免許を取得し、法政大学在学中にバイクで日本を2周する。
その中で北海道が気に入り、2010年から7年間、北海道新聞の記者として札幌市や登別市、紋別市などで取材で駆け回っていたが、バイクで世界をツーリングするために退社。
身長は168センチで愛車のアフリカツイン750はやっと足が届く程度。英語は初心者レベルなので、世界の人たちとコミュニケーションをとるために日々奮闘中。

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