【絶景ロード】 四万十川沈下橋 ー高知県ー
日本の原風景を最後の清流で堪能
高知県の西部を流れる全長196㎞の四万十川は、その本流に大規模なダム建設がされていないことや、自然の護岸が残る区域も多いことなどから、「最後の清流」と称されることもある。そんな四万十川は、激しく蛇行したレイアウトを特徴のひとつとするが、もうひとつの象徴となっているのが、増水時には水中に没する沈下橋だ。
沈下時に水圧を受けたり流木などが絡んだりしづらい単純な構造で、橋脚も低めでコンパクトな沈下橋は、設置が比較的簡単でコストも抑えられることから、かつては日本各地の田舎でごく普通に存在していた。しかし現在、一級河川およびその支流に架かるのはわずか数百本。そのうち約1割が、四万十川に架けられている。
高知県では、この沈下橋を生活文化遺産としてなるべく保存する方針。そのため現在でも、転落抑止の欄干がない構造にちょっぴりドキドキしながら渡れる沈下橋が、地元の生活に密着しながら、旅人を古き良き時代へと誘う。
橋と川と近くに迫る山々が織りなす絶景や、この沈下橋からダイブして遊ぶ子供たちの逞しさなどにも注目しながら巡りたい。
Road Information
四万十川沈下橋
区間距離:―
通行料金:なし
冬季閉鎖:なし
問:四万十町観光協会
TEL:0880-29-6004
http://shimanto-town.net/
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