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走って訪れたことの確かな証し“到達証明書”「日本の四隅編」

やっぱりイチバンが一番気持ちいいのだ

全国の市町村や観光協会などが発行している到達証明書は、その土地を訪れた者だけがゲットできるアイテム。つまり、自分がその土地までバイクで走った記録だ。

到達証明書が得られる地というのは、その多くが最端。つまり、「アナタは〇〇の一番端っこまで来ましたよ」ということを、称えてくれるのがこれらの証明書だ。
ライダーは端っこが大好物と相場が決まっているので、岬を目指すなんてことはザラにあるが、それが日本や本土や本州などで一番の端っことなれば、そりゃあ気持ちがよくないわけがない。その爽快感だけでも十分なのに、さらに到達を証明してくれるというのだから、ありがたやアリガタヤ……。しかも、日本国道最高地点や日本のへそなど、内陸部にある証明書発行スポットも自走で順に押さえていくと、いつの間にか日本のほとんどを走破できるというオマケ付き。
つまり、「到達証明書を制するライダーは、日本を制する」のである!?

到達証明書入手のポイント

1.最端や最高地点など記録となる場所を検索
2.証明書が入手できる場所と時間をチェックする

ライダーの間で最もメジャーで憧れの端っこはココ!

かなり遠いのにライダー間ではメジャーなのが、北海道でゲットできる日本最北端到達証明書。宗谷岬周辺のお土産屋で購入でき(100円)、到達日もスタンプしてもらえる

日本の端っこ界の極みを狙う!?

沖縄と離島を除いて日本の東西南北最端に位置する北海道の稚内市(最北端)、北海道の根室市(最東端)、長崎県佐世保市(最西端)、鹿児島県南大隅町(最南端)は、13年から四極交流を再開し、書式を統一した到達証明書を16年春から各自治体で無料発行中。市役所や観光協会などで、証明書がもらえる。端っこマイスターを名乗りたいなら、まずはここを目指すべき!

日本本土の端っこを巡り、証明書をすべて揃えて合わせると、裏面が1枚の日本本土四極踏破証明書になる。これをされちゃうと、コレクターとしてはついコンプリートせずにはいられないのだ!

まだ発行が少ないレア物本州四端踏破ラリー

開催から15年間で証明書発行枚数が2642枚(2018年9月末現在)と、まだみんながあまり持っていないお宝アイテムが本州四端踏破証明書。本州の四端にあたる青森県大間町(最北端)、岩手県宮古市(最東端)、和歌山県串本町(最南端)、山口県下関市(最西端)を巡り、各到着証明書のコピーか、到達したことが分かる本人が写っている写真を、必要事項と一緒に下関市へ郵送するともらえる。本州を極めよう!

証明書は、本州四端各市町村の首長による直筆サイン入り。さらに、オリジナルの記念品(端とかけた箸!)も一緒にもらえる。収集価値はかなり高めなのだ

次回、日本の端っこと真ん中の証明書東日本編!

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