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目指せ!ユーラシア大陸横断

ユーラシア大陸横断 ロシア編⑤ ハバロフスクに到着 湧き水、サウナ、ロシア文化を満喫

目指せユーラシア大陸横断

こんにちは!合田紘之(@GodaAFRICATWIN)と申します。
バイクで世界中をツーリングするために新聞記者を辞め、昨年末から今年2月までのオーストラリア一周の様子はBikeJINWEBで連載させていただきました。
今回は第2弾。ロシア極東からヨーロッパ西部までユーラシア大陸の約4万kmを横断します!

6月25日。しょっぱくて炭酸の入った湧き水?

キャンプをしていた湖から約300km先のハバロフスクを目指す。
前日に食堂で出会ったおじさんに美味しい湧き水があると聞いていたので、途中で教わった場所に行くことにした。ロシアでは基本的に水道水は飲むことができず、スーパーなどでペットボトルの水を買う必要がある。なので湧き水が手に入ると聞いて飲用水を補給しときたかったのだ。

食堂で会ったおじさんは「炭酸が入っていてかつ塩の味する」と話していたので、その想像しにくい味も気になっていた。

実際にその場所に行ってみると、湧き水と言っても1リットル6ルーブル(約10円)販売されていた。自分の手でホースを使いボトルに水を入れ、入れた分の料金を支払う、ガソリンスタンドのような仕組みだ。
スーパーで買うよりは安いので、持参したペットボトルに合計2リットルを汲んだ。

いったいどんな味がするのだろうと思いながら飲んでみると、確かに炭酸が入っていて少ししょっぱく、硫黄の味がする。まぎれもなく温泉だ。
日本人の感覚からすると、大量に飲むものではなく、決して美味しいとは思えなかった。

しかし、地元の人はたくさんのボトルを抱えてこの温泉水を汲みに来ている。この味が好きだからなのだろうか、安いからなのだろうかはわからないが、温泉水を飲むのがこの地域の文化のようだ。

ハバロフスクでロシアンサウナ初体験

草原や森林地帯を走り抜いて、この日の夕方にハバロフスクに到着。ウラジオストクからの約750kmを相方でエストニア人のヴィルマルの50ccのバイクの後ろをついて行くのはやはり疲れた。

アフリカツインで時速60km以下でずっと走行していたおかげで、燃費は格段によくなったのがせめてもの救いだった。

ハバロフスクに着くなり、ヴィルマルは「ロシアンサウナを知ってるか? ぜひ体験してほしい」というので、サウナのついているホテルに宿泊することにした。
ロシア式のサウナとは一体どんなものなのだろう。

ここではサウナの部屋を貸し切る仕組み。一部屋8人まで利用できて1時間1000ルーブル(約1700円)。2人で利用したので1人500ルーブルを支払った。
脱衣所はラウンジのようにソファーが並んでいるほか、テレビやカラオケもついている。ロシアではサウナがパーティーにも利用されるらしい。

サウナ自体は木製の座席に焼き石で加温する仕組みで日本と似ていた。
どこがロシア式なのだろうと思いながら、しばらくヴィルマルと一緒に温まっていると、「さあ行こう」と声をかけられた。

ヴィルマルはサウナを出るなり、すぐ隣にあるプールにダイブ。自分も後を追ってダイブするも、水は心臓に悪いのではないかというほど冷たく、プールの水深は170cmほどで足が着かず、大パニック。
ヴィルマルは「サウナで体を温めて、プールに飛び込んで冷やすことを繰り返す。これがロシア式なんだ」と笑っているが、自分はあまりの冷たさに驚くばかりだった。

一人で旅をしていたら、ロシア文化に触れ合う機会も少なかっただろう。
ロシアの文化を身をもって体験できたのもロシア語を話せるヴィルマルのおかげだ。

・ユーラシア大陸横断 ロシア編1
・ユーラシア大陸横断 ロシア編2
・ユーラシア大陸横断 ロシア編3
・ユーラシア大陸横断 ロシア編4

合田紘之(ごうだ ひろゆき)

1987年生まれの31歳。横浜市出身、札幌市在住。
18歳で二輪免許を取得し、法政大学在学中にバイクで日本を2周する。
その中で北海道が気に入り、2010年から7年間、北海道新聞の記者として札幌市や登別市、紋別市などで取材で駆け回っていたが、バイクで世界をツーリングするために退社。
身長は168センチで愛車のアフリカツイン750はやっと足が届く程度。英語は初心者レベルなので、世界の人たちとコミュニケーションをとるために日々奮闘中。

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