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日本よりも規模がデカい!?いまどき台湾バイク事情


台湾を歩いていると、とにかくスクーターが目立つ
そんな台湾のバイク事情はどうなっているのか
ここでは、そんな疑問にお答えします!

バイク保有率は2人に1人!

世界で最もスクーターが普及しているといっても過言ではない台湾。ひとたび、台湾の地を歩いてみれば、誰もが体感するハズだ。日本の人口は台湾の5倍程度だが、新車の年間販売台数は台湾の約半分。そんなにバイクが売れている台湾はどれだけの人が所有しているのか? 普及状況を数字で見ると、台湾は人口2300万人に対し、二輪車の総保有台数は1200万台だそうで、なんと2人に1台はバイクを所有している計算になる。日本の保有台数は1000万台と言われているから、保有率は12人に1人。台湾ではスクーターは生活に欠かせないのだ!

新車の年間販売台数は80万台!

現在、官民一体となって年間の新車販売台数100万台を掲げている日本だが、近年の販売台数は40万台前後(過去最高は1982年の年間320万台で、当時はスクーターが多かった)。一方、台湾では年間80万台をマークする。このほとんどがスクーターであり、生活の足として人気を集めるのは低価格の機種。一方、スポーツバイクのカテゴリーはまだ浸透しておらず、目にすることも意外と少ない。なお、250㏄以上のマキシスクーターの市場規模は年間7000~1万台規模。今後はAK550の登場を皮切りにこのカテゴリーが熱くなるのではないだろうか?

取材させていただいたキムコディーラー「昇龍国際車業」は、台湾でも有数の販売力を持つグループ会社。グループで年間5000台、単店で500台を販売というから、この数字は驚愕である

台湾ではKYMCOがシェアNo.1

データは台湾区車両工業同業公会(TTVMA)調べ。数字は2016年

キムコ、SYM、PGOが台湾を代表するバイクメーカーで、圧倒的なシェアを誇っているのがキムコである。キムコ同様、ホンダの技術提携を結んできた歴史を持つのがSYMで、近年はシェアを落としつつあるが国内3位の販売台数を誇っている。日本ブランドはヤマハ(台湾ヤマハ)が人気で、キムコとのトップ争いを繰り広げている。なお、その他にはPGOや台湾スズキなどが含まれているが、合わせて5%前後。台湾市場はキムコ、ヤマハ、SYMの3強時代が続いているのだ

駐車スペースも対策

街中ではスクーターの数に圧倒される台湾だが、その駐車光景も驚きに値する。街のいたるところに二輪の駐車スペースを設けている。白線を引いて区画したもので、使用はもちろん無料。また、交通が混雑する道路では、四輪と走行レーンを分けた二輪車専用レーンなども目につく

※この記事の情報はBikeJIN2017年8月号に掲載された内容であり、現在の状況は変化している可能性があります。