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[エンジンがかからない!]キャブ車の場合は燃料コックの位置を確認

バイクトラブル解決ノウハウ100
トラブル対策さえ知っておけば、アナタの旅は成功間違いなし!
日本はツーリング天国だ四季折々の風景は走っていて飽きることなく絶景の山岳スカイラインはいつでもライダーに高揚感を与えてくれる。旅の帰路はいつでも充実感に溢れヘルメットの中は絶えず笑顔……それもトラブルさえなければ、だ。
ガス欠、パンク、転倒などなどバイクにまつわるトラブルは多いだが、それらの多くは知識があれば防げ対処方法を知っていれば、ピンチを乗り切れる。

タイミング次第のレアケースだが……

キャブ車の場合は燃料コックの位置を確認

本当に「ガス欠」しているなら問題外だが、キャブレター車の場合は、たまたま「ガス欠症状」が起きている可能性もある。たとえば、ガソリンが減ってきて燃料コックをONからリザーブに切替える直前のタイミング(ガス欠でエンジンが止まってはいない状態)でエンジンを止めた場合、次に始動しようとすると、ガス欠でエンジンがかからなくなることがあるのだ。

そんな時は燃料コックをリザーブにすれば始動できる。ただしコレは、つい最近まで走っていた場合のレアケース。ちなみに、燃料コックを持たないインジェクション車の場合は、このパターンのガス欠症状は起こらない。

他にも、燃料が残っているのに始動できない(ガソリンがキャブやインジェクションに送られない)ケースはあるが、コレは本当の故障だ。下に写真と確認方法掲載するので、トラブルの際には参考にして欲しい。

キャブ車は燃料コックの位置を確認

キャブ車は燃料コックの位置を確認

まずはコックの位置がOFFになっていないか確認。ガソリンの残量が少ないようならRES(リザーブ)に切り替える。コックにPRIがある場合は、その位置でも試してみよう。

インジェクション車は燃料コックがない

インジェクション車は燃料コックがない

バッテリーを車体に固定しているゴムバンド(車種によって方式は異なる)を外す。バッテリーは重いので、落としてバッテリーや周囲の部品を損傷しないように気をつけながら取外す。

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