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[動画あり][エンジンがかからない!]すぐに始動したければバッテリージャンプ

バイクトラブル解決ノウハウ100
トラブル対策さえ知っておけば、アナタの旅は成功間違いなし!
日本はツーリング天国だ四季折々の風景は走っていて飽きることなく絶景の山岳スカイラインはいつでもライダーに高揚感を与えてくれる。旅の帰路はいつでも充実感に溢れヘルメットの中は絶えず笑顔……それもトラブルさえなければ、だ。
ガス欠、パンク、転倒などなどバイクにまつわるトラブルは多いだが、それらの多くは知識があれば防げ対処方法を知っていれば、ピンチを乗り切れる。

ショートに注意して作業するコト!

旅先でバッテリーを上げてしまい(たとえば駐車中にキーを「P」に入れっぱなしにしてしまった時など)、バッテリーを充電する時間がない時は、他車から電気をもらって始動する「バッテリージャンプ」という方法もある。この場合、四輪車(軽自動車は避ける)か自分のバイクより排気量が大きい車種からジャンプすること。

もちろんバッテリージャンプにはケーブルが必要になるが、ガソリンスタンドや自動車修理店などは大抵ジェンプケーブルを常備している。また、携帯しているクルマも少なくはないので、片っ端から声をかけて探すのもアリだろう。

とはいえ、ジャンプによるエンジン始動は、前述の通り一時的にバッテリーを上げてしまった時に限り、あくまで非常用と考える。他の部分にトラブルを抱えている可能性がある時は、試さないほうが無難だ

ジャンプケーブルを積んでいるクルマを探す

ジャンプケーブルは意外とかさばるので、バイクに常時携帯するワケにもいかない。クルマなら積んでいる人も多いので、探してジャンプさせてもらえるか頼んでみよう。

作業手順1:エンジンはかけたまま

作業手順1:エンジンはかけたまま

電気を供給する側(クルマ)のエンジンはかけたまま。ケーブルをつないでから始動すると、お互いの電装部品を傷める可能性があるからだ。

作業手順2:最初にクルマのプラス

作業手順2:最初にクルマのプラス

クルマのボンネットを開け、まずは赤いジャンプコートのクリップで、救助する側(クルマ)のバッテリーのプラス端子を挟む。

作業手順3:次にバイクのプラスにつなぐ

作業手順3:次にバイクのプラスにつなぐ

赤いジャンプケーブルのもう一方のクリップでバイクのバッテリーのプラス端子を挟む。クリップの金具が周囲の部品やフレームなどに触れないように。

作業手順4:クルマのマイナスにつなぐ

作業手順4:クルマのマイナスにつなぐ

次に黒いジャンプケーブルのクリップで、クルマのバッテリーのマイナス端子を挟む。コレで電気を供給するクルマ側の準備は終了だ。

作業手順5:バイクのマイナス部分へ

作業手順5:バイクのマイナス部分へ

黒いジャンプケーブルのもう一方のクリップで、バイクのバッテリーのマイナス端子を挟む。またはエンジンのセルモーター近くの金属部分を挟んでもOK。

作業手順6:つなぎ方を再確認

作業手順6:つなぎ方を再確認

ケーブルのつなぎ方を再度確認し、正しければバイクのギヤがニュートラルに入っていることを確認してから、バイクのメインキーをONにする。

作業手順7:セルを押す時間は短めに

作業手順7:セルを押す時間は短めに

セルボタンを押し、エンジンがかかったら、つないだ時と逆の手順でジャンプケーブルを外す。かからなくても、5秒以上連続して回さないように!

[動画]バイク同士を繋げてジャンプスタートする方法

[動画]コイツがあれば、ソロツーリングでも怖くない!ジャンプスタートをモバイルバッテリーで

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