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バイクには前後にドラレコがこれからのトレンドです!

運転操作の誤りによる事故やあおり運転のシーンなど、ドライブレコーダーが記録した映像が連日のようにTVのワイドショーで放映されています。

クルマってこんなにドラレコが普及しているんだと驚くのと同時に、万が一、事故に遭ったとき、あるいは事故を起こしてしまったときに、ドラレコにその瞬間の映像が記録されているとなにかと安心だなーと思ってしまいます。

ボクは3年ほど前に、自分のバイクにユピテルのバイク専用ドライブレコーダー「BDR-2 WiFi」を装着しました。装着したときは、事故の瞬間を記録するという本来の目的はもちろんのこと、バイクの場合はツーリングの映像を記録するのにとても便利なアイテムだと思いました。

広角レンズが記録した映像は2車線の道のほぼすべてを収めることができ、映像も非常に鮮明で、白飛びを抑えるHDRも搭載。もちろん、防水・防塵で、バイクに常時付けっ放しで使用することができます。

 

フルHD200万画素、GPS、WiFi搭載で、撮影した映像をすぐにスマホでむることができる便利機能を持つユピテルのBDR-2WiFi。実勢価格は4万円台

付属のPC用ソフトで録画した映像を再生すると、映像とシンクロして左下のグーグルマップ上の赤い丸が移動して、走行ルートを示してくれる。また、走行速度なども表示される

万が一の事故のとき、ライダーは身動き取れない状況になることがあります

しかし、ワイドショーの事故の映像を見ていると、前に付けているだけでいいのかと思うようになりました。バイクを後方からあおるクルマがたくさんいることに驚きましたし、もしクルマに追突され、そのまま逃げられてしまったらなすすべもありません。そして、ある日、クルマと事故を起こしたのだが、その事故で大ケガを負った自分が救急車で運ばれて病院に入院している間に、クルマのほうに圧倒的に非があったにもかかわらず、自分に原因があるというストーリーをでっち上げられたという方から、事故とその後の経緯の詳細を綴ったレポートを頂戴しました。

そう、バイクの場合、相手に衝突されても、あるいは自分が原因で転倒などをしてしまっても、ライダーがケガを負ってそのまま救急車で病院に搬送され、事故現場で証言をすることができないことが多々あるのです。そう考えると、クルマよりもバイクのほうがドライブレコーダーを装着して、走行を記録しておく必要があるのだと強く思いました。それも前方だけではなく、後方も

バイクの場合は前方用に付けるだけじゃ足りません!

そう思っていたところに、デイトナのドライブレコーダー・DDR-S100をリヤに装着できるステーがリリースされました。ナンバープレートのボルトと共締めするタイプで、コンパクトなDDR-S100をとってもスマートに装着できます。すぐにデイトナにお願いして、そのステーを使用してナンバープレートの脇にDDR-S100を装着しました。

装着したその日、カメラマンと撮影とドラレコのテストを兼ねて奥多摩方面までツーリングに行きました。その帰り道、ガソリンが少なくなったとカメラマンが言うので、ガソリンスタンドに立ち寄ったのですが、まだビギナーのカメラマンくん、スタンド内で立ちゴケをしてしまいました。

どうしたの? と聞くと、マンホールで滑ったと本人は言うのですが、帰宅してからドラレコの映像を見ると、フロントブレーキの握りゴケ。まあ、こんな風に、転倒などの原因究明にも活用できるわけです(笑)。だから、相手に自分のライディングを撮影してもらって、フォームチェックや苦手な操作のチェックなんかにも使えますね。

万が一の事故の際の備えとしてはもちろんのこと、大容量のSDカードを用意すれば1日のツーリングをまるまる映像として残すことも可能ですし、ライテクを磨くのにもとても便利。バイクこそ、ドライブレコーダーを装着すべきなんだと思っています。

防水・防塵、フルHD200万画素、97㎜×35㎜×26㎜、70gの超コンパクトなデイトナ・DDR-S100。2万520円

広角120度のレンズにより、非常にワイドで美しい録画が可能だ。最大128GBのメモリーカードが使用でき、フルHDで840分録画可能だ

レンズ角1/2.7インチイメージセンサー搭載で、夜間でも非常に明るく録画することができる

前後カメラのドラレコが続々発売中です!

各社から発売されているバイク専用のドライブレコーダーは、どれもコンパクトで防水・防塵・耐震といったバイクだからこそ求められるタフさを持ち、コンパクトで装着がしやすいもの。電源も車体から取るもの、USB接続するもの、その両方を採用しているものなど、いろいろ選べます。

最近は前後にドラレコを装着するライダーも増えているようで、前後カメラと2.7インチモニターがセットになったキジマのAD720などが人気を集めているようですし、コルハートからもフルHD300万画素のデュアルカメラを採用したアストロスコーピオが発売中また、ETC機器などでおなじみのミツバサンコーワも今年の東京モーターサイクルショーにGPS機能も付いた前後カメラのドライブレコーダー・EDR-21Gを出品していました。

価格も手頃で(1万円を切るものまであります!)、大きな安心感と楽しさまで手に入るバイク用ドライブレコーダー。いまやライダーにとって必携のアイテムといっても過言ではありません。そしてボクは、前後に装着することを強くオススメします!

 

キジマのAD720は防水・防塵のフルHD200万画素のデュアルカメラと、2.7インチモニターのセット。3万240円

フルHD300万画素、GPS、WiFi搭載というハイスペックを誇る、コルハートのデュアルカメラ・ドライブレコーダー、アストロスコーピオ。6万480円

Nom エイ出版社バイク誌プロデューサー/ジャンケン魔人

BikeJIN、RIDERS CLUB、DUCATI Magazine、BMW BOXER Journal(現BMW Motorrad Journal)などエイ出版社発行のバイク誌の編集長を歴任。現在は、趣味誌を中心にエイ出版社発行の媒体を統括