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停車時は逃げ道を確保しておくのが基本です!! -停車中の事故を防ぐための追突回避の心得③-

停車中の追突事故を防ぐには、後ろの様子をよく観察しておくこととその中で迫ってくるクルマがあるときには、すぐに自分が動き出せる態勢をとりさらに、少しでも安全な逃げ場を確保しておくことがポイントだ
走行中だけでなく停車中もバイクを走らせている時間の一部気を抜くことなく、いつも周囲に気を配っておくようにしよう!

【POINT.1】真ん中より左に停車する

漫然と車線の中央に停まっていると、追突する側から見れば“的”が中央にあるようなもの。少しでも路肩側に寄せて停車すれば、その分だけ追突のリスクは下がるというもの。また、左側に寄せておけば、対向車線を走るクルマからの衝突を避けるのにも効果的だ。また、左側に寄せておけば巻き込み事故のリスクも下がる

車線の中央より左側、もしくは車線の左側端に停車しておけば、少なくとも追突される可能性が低くなる。また、追突されそうになっても、路肩や歩道に逃げることもできる

【POINT.2】前のクルマにベタ付けしない

停車する際に前車との車間をキッチリ詰めてしまうと逃げ場がない。特にバイクは後ろに下がることもできないため、身動きが取れなくなってしまう。車間を開けておけば、もし追突されそうになった場合、ハンドルを切って前車の右か左に逃げて、少なくとも後ろから迫ってくるクルマとの直接の追突を避けることができる

【POINT.3】バックミラーで後ろをチェック

停車中でも基本的には前を見ているとして、少なくとも後続の何台かが確実に停車するくらいまでは、後方車の動きに注意を払いたい。そのために後ろを振り返るのは大変なので、左右のミラーを使ってチェックしよう。普段から走行中も随時ミラーを見る癖を付けておけば、停車中にミラーで確認するのは難しくないはずだ

いつでも動き出せる心の準備も必要だ

停車中、しっかり後ろに注意を払っている中で、さあ、後ろからクルマが迫って来た場合にどうすればいいのだろうか? そのための備えが〝逃げ道〞だ。

まず、車線の真ん中に停車するのではなく、左に逃げておくのが第一。漫然と中央に停まっているより左に避けている方が、追突される可能性は少ない。また、それでも追突されそうであれば、路側や歩道に逃げるという緊急手段も取ることができる。

また、前に逃げるのもひとつの方法だ。交差点を待つ車列の最前列に停車しているのであれば、万が一の場合、前方や左右の安全を確認しながらとにかく前方に逃げることもできる。ただ、前や横にクルマがいる状況下で後ろからクルマが突っ込んできた場合には、どこにどう逃げるかをあらかじめ考えておこう。

そのためにはハンドルを切って前のクルマの横に逃げたりするためのスペースが必要。むやみに前車との車間を詰めて停めるのは得策ではない。

もちろん、こうした回避行動が取れるのも、後ろからやってくるクルマの動きをよく見ているからこそ。そのためには、わざわざ振り返らないまでも、左右のミラーを見ながら後方の様子をよく観察する癖をつけたい。ミラーに映る後方車が、いつもと違う速さで大きくなるようであれば、すぐに動き出せる心の準備をしておこう。

アイテム選びで追突時のリスクと被害を軽減!!

追突を避けるには後方車に自車の存在を知らしめるアイテムや
事前に危険を察知して被害を逃れるためのアイテムが有効だ
万が一追突された場合、プロテクターなどで被害を最小限に抑えよう

エアバッグでダメージを減らす


(Hit-air一体型エアバッグ・ハーネス)
身体を包むように保護するエアバッグは万が一の時に有効だ。このモデルは蛍光イエロー生地と反射材で目立つ効果もある

明るい色のヘルメット・ウエアを選ぶ


(VECTOR-X・GWSリアルスピードメッシュ・セイフティカラーベスト)
相手になるべく認識してもらうには、目立つ色のライティングギアが有効だ。ヘルメットやジャケット、パンツなど、少なくとも明るい色を選ぼう。また蛍光色のベストや反射材を身に着けると、さらに効果が高まる

プロテクターを装着する


(テクセルチェストプロテクター・CFフレックス バックプロテクター)
追突以前の話として、今やプロテクターを身に着けるのは、オトナのライダーのたしなみ。追突は激しいと前方に放り出されることになるため被害も大きい。しっかりとした脊椎や胸部プロテクターを身に着けておこう

ミラーの良し悪しは後方視界を左右する


(NAPOLEONカウリングミラー9)
後方視界の確保も重要だ。このミラーはHID、LEDライトの眩しさを抑える防眩鏡を採用し、夜間でも後方が見やすい