雨の中を走るのに覚えておくこと
【ツーリングなのに雨が!】滑りやすい路面ではラフな運転はしない
– 憂鬱な雨の中をもっと楽しく走るには? –
長期の休みが取れる夏はツーリングに出かける機会が多い。
亜熱帯化した日本をツーリングするためにはもはや、雨を避けて走ることはできない…。
ここでは豪雨、落雷など困難をどう乗り越えるかお教えしよう!
滑りやすい路面ではラフな運転はしない
濡れた路面が滑りやすいのは揺るぎない事実。「急」の付く操作をすれば、簡単にタイヤが滑って、最悪の場合は転倒……。
多くのライダーがそう感じているハズだ。晴れた日のドライ路面では、多少乱暴な操作でもタイヤのグリップ力に助けられ、スリップしにくいだけなのだ。
だから、ライディングの各操作を丁寧に行って、グリップ力の落ちている分スピードを控えれば、実は濡れた路面でも、想像するほどは滑らずに走ることができる。
焦り出さずに雨を走りきるのはリラックスが重要
とはいえ、「もちろんスピードは落としている、それでも乗りにくくて怖い」と感じるライダーは多いだろう。実はコレ、不安や緊張で身体が硬くなってバイクに余計な力を加えてしまい、ライダー自身が「乗りにくい状態」を作り出しているのが最大の原因なのだ。
なので、水溜りやマンホールなどを避けて走るとか、ブレーキは2段階に分けて早めにかけ始めるなど注意点はあるのだが、雨の日に最も有効なテクニックは「リラックス」するコトと言える。
そのためには、まず身体を濡らさないレインウエアや、クリアな視界を保つ曇り止めのシールドなどの装備面も大切。これらが充実しているか否かで、リラックス度は大きく変わる。
また目的地に急ぐ気持ちも封印して、「雨だからノンビリ行こう」と気持ちを切り替えよう。精神論のように聞こえるかもしれないが、それくらいライダーの心持ちは雨の日のライディングに影響する。
【POINT.1】リラックスしたフォームで走る
【POINT.2】「急」な操作はNG
【POINT.3】スロットル操作は穏やかにする
【POINT.4】滑りやすいマンホールや白線は避けて走る
【POINT.5】サスペンションを調整すると乗りやすくなる
【POINT.6】フロントブレーキは2段階に分けてかける
【POINT.7】リヤブレーキをひきずりながら走る
【POINT.8】クリアな視界で緊張と疲労を軽減する
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