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SHOEI・NEOTECⅡ専用インターコム、SENA・SRLを使ってみました!

SHOEI・NEOTECⅡ専用設計のブルートゥース・インターコムがSENA・SRL。専用設計だけに、一般的なインターコムに対していくつかの大きなアドバンテージがあります。

まず、ボクはあまり気にしたことがないんですが、インターコム未経験/未装着者の中にはいかにも後付感のある外観がイヤ、そもそもヘルメットにモノを装着するのがイヤという方がけっこういらっしゃるようです。でも、このSRLなら外からはインターコムを装着しているのはまったく分かりません。これは、そういう方々にとって大きなメリットでしょう。

専用設計ならではの取付の簡単さに感動しました!

次に、ヘルメットへの装着がとても簡単です。どこに、何が付くかがあらかじめ決まっていますから、決まった場所に、決まっている通りにセットするだけ。スピーカーが入るくぼみ、左右の3角形のプレート(左は操作スイッチ)をはめる場所、マイクが入る溝もあらかじめ設けられています。ヘルメット後部下に収納されるブルートゥース・モジュールから伸びるコードも、ヘルメットの内装の中にキレイに収まります。いままでさまざまなブルートゥース・インターコムを使ってきましたが、ここまでストレスなく、しかも短時間で装着、配線の取り回しができるものはこのSRLが初めてです。

SRLを装着したNEOTECⅡをかぶったフィーリングですが、インターコムを付けているという感覚は皆無です。スピーカーが耳にあたる感触が気になったりすることもあるのですが、スピーカーがぴったり入るくぼみが設けられているため、そんな感触も一切なし。マイクも邪魔にならず、しかししっかり会話ができて走行中の外部からの音を拾わない位置にセットされます。ここまで自然に装着できるモノを知ると、これからのブルートゥース・インターコムはヘルメット専用設計にどんどん移行していくのかもと思ってしまいます。まあ、実際は難しいでしょうけど。

ブルートゥース・モジュールは、ヘルメット後部下にきれいに収まるスペースが設けられている

ヘルメット前部下の左右に3角形のプレートを装着。左側はスイッチで右はただのプレート

モジュールから伸びるスピーカーやマイクの配線は、内装の中にきれいに収まってくれる

スピーカー用のくぼみとマイクロフォンのアーム用スリットがヘルメット内部にあらかじめ設けられている

スピーカーをくぼみにセットして、マイクロフォンもスリットにアーム入れ、回転させて固定

充電は、ブルートゥースモジュール後部のこのジャックで行う。ヘルメットをフツーに置いたまま充電が可能

SRLはもちろん、最新のブルートゥース・インターコムとして優れた機能を持っています。特に、音質のよさには驚きました!

SRLの装着テストは、スマホとペアリングして北海道をツーリングしながら行いました。ただ、ツーリング当日の朝にSRLを入手して、装着→すぐ出発という慌ただしいスケジュールだったため、SRLの持つすべての機能を試せたわけではありません。とはいえ、説明書すら読まずにスマホの音楽を聞いたり、ボリュームをアップ・ダウンしたり、曲を早送りしたり、電話に出たりを直感的にできましたから、使い勝手は非常に優秀だと思います。

もうひとつ、スピーカーから聞こえる音、音質がとてもいい。以前テストした(たぶん、3年くらい前)のSENAのモデルから明らかに音質が向上していました。これは、スピーカーが的確に耳の位置にセットされるNEOTECⅡ専用設計というアドバンテージも、大きく貢献しているかもしれません。

残念ながら、まだSRL同士でのインターコム通話はできていませんが、NEOTECⅡにSRLを装着したライダー同士が通話している風景(特にタンデムの場合)は結構、不思議なものかもしれません。だって、外からはインターコムを付けているのはまったく分からないんですから。

この角度から見たら、インターコムを装着しているのはまったく分かりません。ヘルメットにモノを取付けるのがイヤで、インターコムを使っていなかった人には強くオススメしたいですね!

Nom エイ出版社バイク誌プロデューサー/ジャンケン魔人

BikeJIN、RIDERS CLUB、DUCATI Magazine、BMW BOXER Journal(現BMW Motorrad Journal)などエイ出版社発行のバイク誌の編集長を歴任。現在は、趣味誌を中心にエイ出版社発行の媒体を統括