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BikeJIN

あの頃の培倶人 -From Nom Vol.16-

2018年で5回目を迎えるBikeJIN祭り@北海道・白老。北海道での祭りの実現にはかなり苦労しました

あの頃の培倶人

「北海道でBikeJIN祭りを開催したい!」。

そんなボクの思い付きから始まった北海道開催でしたが、言うは易し、行うは難しという言葉通り、とにかく難題が山積みでした。

最大の難題は、試乗会を開催でき、さらに3000台のバイクを駐車できるアスファルトのスペースを見つけること。まだまだ砂利の駐車場が多い北海道でしたから、そんな場所はなかなか見つからず、頭を抱える日々が続いていたところ……。

祭りを開催するスペース探しで頭を痛めていたときに、運命的な出会いがありました

祭りといえば、とても強く印象に残っているのは2014年9月7日に、白老滑空場で開催したBikeJIN祭り@北海道・白老です。

その年の正月休み、今年はどんなことをしようかとボーっと考えていたときに、ある方が言った「北海道でイベントをやりましょう!」という言葉を思い出しました。

その言葉を聞いたときは、北海道でイベントなんて無理、無理。土地勘だってまったくないからどこで開催したらいいか分からないし、だいたいいつも試乗会やアウトレットセールに協力していただいているメーカーやショップの方々も、北海道のような遠方には来てくれっこないと思っていました。

しかし、自分では封印していたつもりのその言葉が頭に浮かんだそのとき、やれるかどうかトライしてみたらいいんじゃないかと思いました。ただ、正月休み明けにスタッフに「北海道で祭りを開催しようと思うんだけど……」と言うと、はっきり言葉にはしないけど明らかに困惑している様子。締切に追われながら、年に2回の祭りをこなしているスタッフにしてみれば、そんな遠いところで開催するにはどれだけ苦しく忙しい思いをしなければならないか想像できたわけです。

とはいえ、一度やると決めたらよほどのことがなければそれを曲げないボクの性分を知り尽くしているスタッフですから、半ばあきらめ気味に消極的賛成をしてくれました。まあ、強引に「うん」と言わせたとも言えますが……。

ただ、通常の業務だけでもとても忙しい毎日を過ごしているスタッフにできるだけ負担をかけないように、もっとも大変な開催場所探しと、メーカー、ショップへの出店の打診はボクが一手に引き受けることにしました。

北海道在住のある人との出会いで、 土地勘なく悩みに悩んだ場所探しに明るい兆しが見えてきました

そうして、実際に動き始めたのですが、やはり場所探しが非常に難儀でした。
仲のいい北海道のバイクディーラーの方や、北海道在住の知合いなどに「こういうイベントができるところ知らない?」と聞いても、ほとんどゼロ回答。だいたい、北海道ではBikeJIN祭りのようなイベントはこれまで行われていなかったんです。だから、みなさん、具体的なイメージが湧かないんですね。

とはいえ、場所が決まらなければ、いや探せなければ一歩も前に進めません。どうしたらいいんだろうと悩みに悩んでいたところに、BikeJINのクライアントの方が、北海道在住でいろいろなイベントを行っている方を紹介してくれました。この方との出会いがなければ、BikeJIN祭り@北海道・白老は絶対に実現しなかったと、ボクは思っています。
(続)

 

 Nom エイ出版社バイク誌プロデューサー/ジャンケン魔人

BikeJIN、RIDERS CLUB、DUCATI Magazine、BMW BOXER Journal(現BMW Motorrad Journal)などエイ出版社発行のバイク誌の編集長を歴任。現在は、趣味誌を中心にエイ出版社発行の媒体を統括

もし、このコラムを読んで当時のことをもっとお知りになりたくなったら、NomのBlog(http://blog.sideriver.com/nomurasblog/)のアーカイブもご覧いただければと思います。