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コバユリのバイクでお気楽アウトドア

北海道のお気に入りキャンプ場<前編>「江別市森林キャンプ場」

コバユリのバイクでお気楽アウトドア

バイクは自然とつながれる最高のツール!キャンプの話題を中心に、コバユリのお気に入りのモノ、コト、場所などを紹介しながら、バイクで楽しむアウトドアライフをゆるゆると綴ります。みなさまのアウトドアライフにも役立つネタがありましたらぜひご活用くださいませ♪

北の大地が呼んでいる!

梅雨の真っ只中、ライダーのみなさまにおかれましてはツーリング雑誌をバイブルに夏休みのプランをニマニマと練っていることと存じます。

なんたってBikeJIN8月号は北海道特集! ライダーの聖地へ向けて、すでに心のアクセルは全開だぜっ!って方もきっといらっしゃいますね。信号のない道、どデカイ自然、きれいで格安のキャンプ場、グルメ、旅人同士の出会い、交流……。

さあ、今年あなたも、感動の大地へ!

 かくいう私は、今年も本州より、みなさまのSNS投稿を見てはヨダレを垂らしつつ夏を過ごす予定です。北海道でキャンプツーリングデビューとか、最高ですよね! 最近は女性のキャンパーも珍しくなくなりました。ということで今日はデビュー戦を控えた女性たちのご武運を祈りつつ、お一人様女子でも安心して利用できるお気に入りのキャンプ場を教えちゃいます。

とりあえず札幌ナイト

私がそのキャンプ場を利用したのは一昨年の7月のこと。3日後に稚内へ着く予定で、苫小牧港に降り立ちました。9年ぶりの北の大地に舞い上がりながら、とりあえず札幌へ。この日は、市内で仕事あがりの女友達とごはんの約束をしていたのです。

 まったく終わる気配のない女子同士の愉快なおしゃべりをなんとか強制終了させて、店を出たのが日付変更線直前。「これからキャンプ場に行くの!? 本当に!?」と驚く彼女にニッコリ笑って走り出す。大丈夫。今日のキャンプ場は…“24時間営業”なのだ!

「管理人常駐」は女子キャンパーの強い味方

 札幌市の中心街から、お隣の江別市にある「江別市森林キャンプ場」まではバイクでだいたい45分。北海道で初めて体験するミッドナイトランは、道路が広くて、すれ違うクルマもなく、夜風がひんやり気持ちよくて、聴こえてくるのは愛車のエグゾーストノートだけ。天にも昇る心地でした。大人の贅沢って、こういうことかしらね~、と酔いしれながらキャンプ場に着いたのが1時ごろ。シーンと静まり返る真夜中に、管理室に灯りが点っている! こんな時間まで遊び呆けた旅人に、なんて温かいんでしょうか(涙)。

 管理人のおじさんと、ひそひそ話でチェックイン手続きを終えて、管理棟からほど近い場所にそおっとテントを張りました。月を見上げながら歯を磨いて、寝袋の上に倒れ込んで、ニマニマしながら眠りに落ちて、ニマニマしたまま目が覚めました。フライを開けたら、この草原!! 夜にはまったく見えなかったから、感激もひとしおでした! 足元には可憐なシロツメクサ。

 実はこのキャンプ場を利用することに決めたポイントは、訪れた7月に24時間チェックインが可能だったということと、もうひとつ、フェミリーキャンパーの利用が多いということでした。人の目が多いところには危険が起きにくいもの。経験上、ファミリーやカップルのテントの近くに設営させてもらうと、女一人でも何かと安心できるんです。実際この夜、私は十中八九デュオキャンパーと思しきテントサイトの近くに設営。

翌朝、ローチェアに身を沈めてコーヒーを飲んでいる男女に挨拶をすると、「昨夜来られたんですか? テント張ってるの、ぜんぜん気付かなかった!」と驚かれて、こちらまでビックリ。

どうやら私、物音を立てずにテントを張るのが得意みたい! まあ、こんな特技があったところで、こんな不摂生なキャンプをするのは本当に稀ですけどね(笑)。

『江別市森林キャンプ場』
http://e-spo.or.jp/institution/detail.php?id=3

夏の間と土日祝前日にかぎり管理人が24時間常駐するキャンプ場。札幌からのアクセスのよさ、美しくて快適な広い芝生サイト、炊事場の充実度などが人気で、ファミリーキャンパーの利用が多い。車両の乗り入れはできないが、荷物の運搬用にリヤカーを貸してもらえる。大人一泊400円。

開設期間/5月~10月
管理人在中/8:00~22:00 ※7月・8月及び土日祝前日は24時間在中
受付/チェックイン8:00~22:00
チェックアウト翌日11:00まで
(2017年度情報)

小林夕里子(コバユリ) ライフスタイルエッセイスト

「日々の暮らしをよりアクティブ&ナチュラルに。」をテーマに執筆するエッセイスト。寄稿やメディア出演などを通じて、こと”オートバイのある暮らし”の喜びを女性の視点から発信している。執筆歴は十年余り。
北は北海道、南は沖縄の離島まで日本中をバイクで旅して回り、ときに海外へもアクセルを開けて、愛すべき人々、自然、アウトドア、食、乗りものなど、バイク旅だからこそ全身で受け止められたかけがえのない出逢いの数々をエッセイに綴っている。
同時に、女性ライダーが発信するアウトドアブランド「nomadica」(ノマディカ)と、北軽井沢のキャンプ場「アースマイルビレッジ」のプロデュースも手がけ、”コトバ” ”モノ” ”コト” ”フィールド” を通じて、アクティブ&ナチュラルなライフスタイルをマルチに発信中。(公社)日本アロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザー。

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